小学生のパソコン選び、運用方法を教えます!

始めて子供にパソコンを買う方へのアドバイスサイトです。

子供を危険なコンテンツから守るために

まず初めに行う事

安全に使えるように設定してから子供に使わせる

パソコンの環境設定を変更して、子供が使っても良い状態にします。慣れていない方は時間がかかるし、難しいかもしれません。でもここは時間をかけて、ネットで調べたりサポートセンターなり知り合いなどに相談しながら頑張って下さい。

注意すること

子供にパソコンを見られちゃうと、子供の心理として「早く使いたい!」「早くあそびたい!」「まだ?ねぇまだ?」と居ても立ってもいられない状態になり設定どころではなくなります。うちの場合は設定が終わるまで寝ないで待ってる!なんて状況に。そんなことにならないように、すべての設定が終わるまではパソコンを隠しておいたほうがいいと思います。親の気持ちとしては喜ぶ顔が見たいというのもあるんですが、そこは我慢です。

安全に使うための設定

親がパソコンを管理して、制限を設ける設定を行う

親が子供のパソコンを管理して、行動に制限を設ける事をペアレンタルコントロールと呼びます。設定するのは以下の5つ。

Web の閲覧
アプリ、ゲームとメディア
使用時間
購入と支払い
お子様を探す

Microsoft Family Safety(ファミリー セーフティ) を設定する

www.microsoft.com

難しくはありませんが、面倒です。慣れていなければ時間がかかる作業。

設定が難しい場合は

最寄りのパソコン取扱い店に相談してみる。基本有料だと思いますが設定代行してくれるお店を探してみるのもいいかもしれません。他店で購入したパソコンでもサービスが受けられる場合がほとんどです。

 

想定されるトラブル、または事例

ペアレンタルコントロールを設定しないとどうなるか。どういったことが起こるのかという説明です。

1 アダルトコンテンツの閲覧

ペアレンタルコントロールで制限しない場合、アダルトコンテンツ見放題です。これはパソコンに限らずスマホタブレットその他インターネットに接続できるデバイス全てにあてはまります。親のスマホは設定されていないことが多く注意が必要です。何気なく子供に親のスマホを使わせていると、こっそり見ていたなんてこともあります。

 

ちなみに、この項目は重要なので掘り下げて書きます。
そもそもアダルトに興味を持ち始めるのはいつか?どこからその知識が入ってくるのか?実際に自分の子供を観察してわかったことを解説します。

アダルトの知識や情報は基本外部から。自分の兄弟、親戚、友達などの知識保有者から流入してきます。低学年の場合そもそも興味が無い、意味が理解できない、見ちゃダメなものという受けとらえ方で習慣的にアダルトコンテンツを利用することはありませんが。種は巻かれた状態で芽が出ない潜伏している状態です。
中学年になると知らない言葉の意味を調べるという意味で、好奇心から検索をしてアダルトコンテンツへ辿り着きます。この時期は年上との会話についていくため「知らない」と思われないように知識武装するような理由でアダルト検索をしているようです。
ただ注意しなければならないのは、昔のように段階を踏んで性的知識を積み上げていくのとは違い、現在は一気に無修正動画などのエンドコンテンツへ辿り着いてしまう事です。これは今までにない環境のため今の子供たちが第一世代で、このような環境で育った子供がどのような大人になるのか想像もつきません。その辺が怖いところです。

 

高学年になると個人差はありますが、徐々に異性の体への興味も湧いてくる頃だと思います。やはりこのようにアダルトコンテンツにアクセスしやすい現代は全てが親世代の子供の頃より早く訪れます。もはやこの流れを変えることは難しく、この環境下でどう子供を健全に育てるかという考えに移行したほうがいいのではないかと、個人的には思います。

長々と書きましたが異性に興味を持ち始め、本格的にアダルトコンテンツに興味が出始めると、水面下で子供たちはありとあらゆる手を使ってフィルターを突破しようと試みます(笑)ネットで検索し、友達と情報を共有し、何度もトライ&エラーを繰り返し壁を突破します。完全に防ぐことは不可能に近いため親が根負けするのがほとんどです。

2 金銭トラブル

子供がこっそりクレジットカードを使う。これは高学年から起こる可能性のあるトラブルです。商品を購入するということはありませんだ、課金、スパチャなどデジタルコンテンツへの支払いが考えられます。ネットでのクレジットカード決済はカードに記載された情報で決済が完了してしまいます。(暗証番号入力不用)このためカード情報をメモされたりカメラで写真に収められたりすると、子供でも決済が出来てしまいます。この場合親がカード利用明細を確認して発覚します。

ゲーム内通貨の貸し借りトラブル。お小遣いの範囲内でゲームへの課金を許すというご家庭も多いです。課金とは実際のお金を支払って各ゲームが独自に発行している通貨を購入することです。発行元のゲームのみで使用することができます。このゲーム内通貨を使って子供たちは自分のキャラクターの外見を変えたり、ガチャと呼ばれるくじを引いたり様々な用途に使います。


ゲームによってはこのゲーム内通貨を友達同士で融通できたり、相手の欲しいものをプレゼントできるゲームがあります。この場合「貸して、返して」「ちょうだい」等金銭トラブルが発生します。さらにこのトラブルは親が許したお小遣いの範囲内で発生しているため親は気づきません。


トラブルに発展しないケースでのゲーム内通貨の融通が行われている場合もあります。「○○君は課金を禁止されているから自分の分をわけてあげる」「仲の良い友達が凄く欲しいって言ってたから」等々、悪意はありませんがこれも止めさせなければいけません。

まとめ

子供が正しく理解して判断できるようになるのはまだまだ先のこと。それまでは親が管理してアドバイスをしてあげないといけません。これはパソコンに限らずネットに接続できるデバイス全般に言えることです。子供の年齢が上がるにつれて

もっとくわしく知りたい場合は

note.com